比叡山・びわ湖<山と水と光の廻廊>の
観光ルートは大きく2つあります。
京都・八瀬から「叡山電車」、
高低差日本一「叡山ケーブル」と
「叡山ロープウェイ」を乗り継ぎ
山頂へ向かうルート。
そして、びわ湖側となる大津方面からは
「京阪電車・石山坂本線」、
「江若交通バス」で坂本へ。
比叡山の表玄関である坂本からは、
日本一の長さを誇る「坂本ケーブル」で
延暦寺・東塔へ向かうルートです。
2018年「叡山電車ひえい」の
デビューを皮切りに、
このルートを支える様々な交通機関の
車両デザインの統一化を推進しています。
比叡山・びわ湖<山と水と光の廻廊>として
同じ世界観を創り上げることで、
より魅力的な観光エリア
となることを目指しています。
(叡山電鉄株式会社)
京都中心部から八瀬、比叡山への観光列車として2018年3月21日運行を開始。叡山電車の終着点である「比叡山」と「鞍馬山」の神秘的な雰囲気、時空を超えたダイナミズムのイメージを楕円というモチーフで大胆に表現。側面のストライプは比叡山の山霧をイメージしています。2018年グッドデザイン賞、2019年ローレル賞を受賞。
製造初年 1988年(2018年改造)/車両の大きさ 高さ約4.2×幅2.7×長さ15.7m/重さ 約37t/座席数 30~32席
(京福電気鉄道株式会社)
ケーブル八瀬駅~ケーブル比叡駅間の1.3kmを9分でむすぶ、高低差日本一(561m)のケーブルカー。ケーブル比叡駅からはロープウェイに乗り換えて、山頂まで3分です。2021年3月20日より統一デザイン車両で運行しています。
製造初年 1987年/車両の大きさ 高さ約3.6×幅2.8×長さ12m/重さ 約10.6t/座席数 34席
(京福電気鉄道株式会社)
叡山ケーブルから乗り換え。比叡山中腹から比叡山頂まで(486m)ロープウェイで新緑や紅葉などの季節の景観とともに、京都市街が一望できる空中散歩が楽しめます。
2022年3月19日より統一デザイン車両で運行しています。
製造初年 1998年/車両の大きさ 高さ約5.3×幅1.7×長さ4m/重さ 約1.7t/座席数 6席
(江若交通株式会社)
延暦寺の三塔めぐりはもちろん、比叡山頂のガーデンミュージアム比叡、峰道レストラン&展望台などへ便利な山内シャトルバス。比叡山頂〜横川間の7.2kmを結びます。
2021年3月20日より統一デザイン車両で運行しています。
製造年 2012年/車両の大きさ 高さ約3.0×幅2.3×長さ9.0m/重さ 約11t/座席数 27席
(京阪電気鉄道株式会社)
比叡山への玄関口となる坂本への主要アクセス。坂本比叡山口駅〜石山寺駅間をむすぶ石山坂本線を走る京阪電車600形の統一デザイン車両(1編成2両)。
2022年2月26日より運行しています。
製造初年 1992年/車両の大きさ 高さ約3.9×幅2.3×長さ15m/重さ 約21t/座席数 38席
(江若交通株式会社)
坂本ケーブル「ケーブル坂本駅」へJRおよび京阪電車・石山坂本線と接続する連絡バス。
2022年1月1日より統一デザイン車両で運行しています。
製造年 2012年/車両の大きさ 高さ約3.0×幅2.3×長さ9.0m/重さ 約11t/座席数 27席
(比叡山鉄道株式会社)
石積みのある門前町坂本と、世界文化遺産である比叡山延暦寺の表参道として1927年に敷設された坂本ケーブル。全長2,025mの日本一長いケーブルカーです。「縁」「福」と名付けられた車両は、2023年12月27日より統一デザインで運行しています。
製造年 1927年(1993年 車体新造)/車両の大きさ 高さ約3.8×幅2.7×長さ13.9m/重さ 約12.1t/座席数 32席
濃緑色(比叡山)、濃紺色(びわ湖)で
比叡山・びわ湖ルートの2局性を表現。
車体のベースを濃緑色(比叡山)、濃紺色(びわ湖)の2種類として、比叡山・びわ湖<山と水と光の廻廊>ルートの2局性を明快に表現。車両に配された比叡山・びわ湖のロゴに表現している「金色の揺らぎ」(山中に立ちこめる霧、雲海)と「水面の揺らぎ」(神秘的で幽玄な湖面)をダイナミックに展開しています。